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太宰府天満宮 鷽替え・鬼すべ神事 [イベント・祭り]

太宰府天満宮の”鬼すべ神事”へ久しぶりに来て見ました。本当は、玉垂神社の鬼夜へ行くつもりだったのですが、ちょっと寝坊してしまい、間に合いませんでした。
夜間撮影が苦手で、ほとんど暈けてますが、申し訳ないのですが雰囲気だけでも感じてくだされば幸いですm(__)m。
私HPです。お暇だったら見てね(o^^o)。
http://hiroonechan.fc2web.com/fukuoka/dazaifu7.htm
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太宰府天満宮の御本殿です。
子どもの頃から、お世話になっている学問の神様です。
 
天満宮に19時前に着き、境内楼門前広場へ向いました。19時ごろから「うそ替え神事」が始まるので、21時に始まる「鬼すべ神事」まで、ウロウロと時間を潰すことにしました。
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巫女さんが、「替えましょ、替えましょ」の掛け声のもと、
老若男女が境内楼門前広場で唱え、
暗闇の中で手にした「木うそ」をお互いに交換し取り替えます。
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提灯の明かりの下、巫女さんのかけ声に合わせて、
太鼓がなる間、みなさん暗闇の中、替えましょ、替えましょと
大きなうその周りをぐるぐる回りながら、
すれ違った人とうそを交換します。
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しばらく、眺めていましたが、ちょっと、飽きてしまいました。
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それぞれの木うその底には文字が書かれ、
太鼓がなり終わった時点で、持っていると木うその文字が、
読み上げられます。
木うそをとりかえる際、神職の持つ木うそを手にした人は、
一年間の幸運を得るという“純金のうそ” を得ることができます。
 
幸運のうそはうそ替え、金うそみくじで合計12。
開運出世、除災招福を願う神事です。
皆さまがご参加いただけます。
 
まだ、1時間くらい時間があるので、
夜の天満宮をウロウロとしました。
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国の重要文化財の楼門です。
まだ、謹賀新年がかかげてありました。
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楼門から見た、御本殿です。
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楼門に吊り下がっている大きな提灯です。
「神燈」と書いてあります。
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みなさん、絵馬に願い事を書かれてありました。
私も、受験や試験を受ける時に、絵馬に
書いてました。ちょっと、懐かしいです。
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折角なのでお守りと、
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参拝をしました。
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御本殿、右側の「狛犬(阿)」です。
目が特徴あります。
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御本殿では、ご祈願が行われていました。
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天満宮の参道です。
両サイドには、ギッシリとお店が並んでいます。
今は、迷わないのですが、子どもの頃は、
梅ヶ枝餅が売っているお店がたくさんあって、
どこが一番美味しいか、食べ歩いたことがあります。
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そろそろ、うそ替え神事も終わりそうなので、
戻っていると、みなさん焚き火に当たりながら、
鬼すべ神事を待っています。
 
広場へ戻ってみると、まだ、鷽替え神事が行われてました。
「うそ替え神事」が終わると「鬼すべ神事」が始まります。
 
ちょっと、寒くて裏門のトイレへ向っていると、
なにやら、かけ声とともに煙が見えた。
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これから、大松明が氏子によって、
天満宮の鬼すべ堂へ運ばれていきます。 
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「鬼じゃ!鬼じゃ!」かけ声とともに、
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ぐるぐると回りながら、大松明が運び込まれていきます。
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天満宮の桜門に大松明が運ばれてきました。
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桜門前で、安全祈願?
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赤鬼のお面が見えます。
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大松明は燻手とともに天満宮の鬼すべ堂へと向かっていきます。
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大松明の明かりでは、暗くて上手く写せなかったので、
至近距離で写そうと、
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側の位置で撮影していると、
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危うく大松明にぶつかりそうになり、ちょっとびっくりして、
脚立から落ちてしまいました。
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一応、大松明が当たらないように、灯篭の側に居たので、
目の前を大松明が通り過ぎていきました。
ファインダーを覗いていたので、距離感がつかめませんでした。
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桜門まえの様子です。
これから、燃えさかる大松明を燻手とともに、
鬼すべ堂へ向っていきます。
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 待っている間は、やっぱり寒いですね。
一応、寒さ対策はしてきたのですが、それでもそれでも{{ (>_<) }}。
カイロを使えばいいのでしょうがね。
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火が回りに燃え移らないように、ホースで水をかけていました。
側には、国の重要文化財の桜門があります。 
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桜門から鬼すべ堂へ大松明が運ばれていきます。 
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 なるべく暈けないように大松明に近づいて撮りましたが、
やっぱり、暈け暈けでした。
もっと、良いカメラだと綺麗に撮れてました。
私のカメラは、古い機種なので、これが限界でした。
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暈けていますが、まぁーこれはこれで、
迫力と勢いが感じられ、これもありかな?と、
私なりに納得することにしました。 
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鬼すべ堂広場です。
これから、鬼すべ堂に追い込み、煙で燻しだして退治します。
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鬼すべ神事
1月7日の夜、年の始めにあたり、その年の災難消除や開運招福を願い、境内東神苑にある鬼すべ堂で行われる勇壮な火祭りです。
「鬼すべ神事」は、寛和2年(986)道真公の曾孫にあたる大宰大弐・菅原輔正(すがわら すけまさ)によって始められたと伝えられています。 
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門前町・六町の氏子達が、鬼を追い出す「燻手」と
鬼の味方の「鬼警護」に分かれて攻防を繰り広げます。
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 鬼すべ堂前には、生松葉60把、藁200把が積み上げられています。
21時すぎごろになり、積まれた藁に忌火が点火され、
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あっという間に、炎が燃え上がります。
この瞬間が一番見ごたえがあります。 
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それを燻手が団扇で扇ぎ、
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鬼すべ堂へ送り込み、中にいる鬼を燻り出していきます。
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バタン!バタン!!と音とともに、壁を打ち破る音がします。  
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 それに対し、「鬼警固」は堂の板壁を打ち破り、
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 堂内の煙を外に出して鬼を守ります。
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板壁が破られると荒縄で48ヵ所を縛られた鬼は、「鬼係」に囲まれて、 
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 堂内を7回半、堂外を3回半まわります。
堂内では神職が、堂外では氏子会長が一周ごとに、
鬼に向かって煎り豆を投げ、卯杖(うづえ)で打ち、
鬼を退治した後、火の祭典「鬼すべ神事」は幕を閉じます。
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無事、鬼すべ神事が終わりました。
顔や服がすすだらけで、真っ黒になっていました。
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 燃え残った板壁を火除けのお守りとして持ち帰るそうです。
 

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