二丈岳登山 [登山・ハイキング]
先日、以前から登ってみたかった、福岡県の糸島市の”二丈岳”へ登ってきました。
二丈岳は、標高720.3mの低山なのですが、山頂から望む景色は、それは素晴らしい絶景!だと聞いていたのと、登山ルートには”二丈渓谷”もあると聞いていたので、楽しみで行ってきました。
周辺には、「真名子木の香ランド」のキャンプ場もあったりと、夏休みは多くの子供連れの家族が訪れ、自然とふれあい楽しまれている場所として、人気があるそうです。
今回の登山ルート
加茂ゆらりんこ橋(吊橋)→二丈渓谷→加茂神社→登山口→二丈岳山頂(標高720.3m)
多くの登山者は、二丈岳・女岳~十坊山まで縦走するようです。
二丈岳は、標高720.3mの低山なのですが、山頂から望む景色は、それは素晴らしい絶景!だと聞いていたのと、登山ルートには”二丈渓谷”もあると聞いていたので、楽しみで行ってきました。
周辺には、「真名子木の香ランド」のキャンプ場もあったりと、夏休みは多くの子供連れの家族が訪れ、自然とふれあい楽しまれている場所として、人気があるそうです。
今回の登山ルート
加茂ゆらりんこ橋(吊橋)→二丈渓谷→加茂神社→登山口→二丈岳山頂(標高720.3m)
多くの登山者は、二丈岳・女岳~十坊山まで縦走するようです。
加茂ゆらりんこ橋(吊橋)の駐車場です。
立派な駐車場にきれいなトイレも完備されてました。
この日は、真っ青な晴天に恵まれ、登山日和でしたが、
気温が高く暑かったです(^。^;)フウ。
駐車場で登山の準備をして、9時32分スタートでした。
本当は、もっと早めの登山のはずでしたが、
なぜか?ここを通り過ぎて、キャンプ場がある場所まで、
向かってしまい、かなりの時間ロスとなってしまいました。
道沿いにある駐車場なのですよ(^^ゞポリポリ。
今日の服装は、速乾性の早い長袖のシャツ、その上に半そでのTシャツ。
下は、ランニング用(980円)の長ズボンで、薄手で中に網が付いているので、
汗を掻いても、足にまとわり付かないのがいいです。
暑いけど、虫除け、藪での肌の保護に。
暑いので、カチンカチンに凍らせた500mのペットボトルに、
1リットルの水。これを、継ぎ足しながら冷たい水が飲めます。
猿出没注意!の張り紙が!!
最近、福岡県では、民家の畑に猿が出没し、
被害が出ているとニュースで流れてました。
それにしても、ちょっと、意地悪そうな猿の絵でした。
今まで、見たことのある絵の中では、一番凶暴なイメージでした。
今日は、登山者は一名。
二丈渓谷に、ご夫婦が写真を撮りに来られてました。
加茂ゆらりんこ橋(吊橋)です。
吊橋を渡ると、二丈渓谷の入口です。
加茂川上流にかかる吊橋は、延長100m。
一本のワイヤーで吊られています。
吊橋からの風景です。
小さな棚田が広がる集落があり、玄界灘も望めます。
緑が目にやきつく感じです。
下を覗くと、渓谷から流れる水の勢いがきれいでした!。
吊橋を渡ると、きれいに整備された階段がありました。
その横には堤防も見え、
自然の滝ではないのですが、きれいでした。
傍には、枯れたアジサイが残ってました。
アジサイがきれいに咲いていたら、
また、違った光景だったでしょうね。
二丈岳遊歩道と書かれた道標が見えてきました。
回り込むように登ると、
前方にぽっかり開いた二丈渓谷の入口が見えます。
既に、上半身は汗でビッショリです(^。^;)フウ。
周辺には、両サイドに彼岸花がきれいに咲いてました^^。
入口には、二丈渓谷遊歩道の道標が横たわってます。
全長2キロ、所要時間は60分だそうです。
木漏れ日が差し込み、清々しい遊歩道です。
日差しが遮られ、森林の中は、思っていた以上に、
ヒンヤリした空気で、結構涼しいです。
ちょっと、奇怪な木を見つけました。
2キロの二丈渓谷は、加茂神社まで続きます。
そこまでは、渓谷沿い見ながら上がって行きますので、
この時期でも、涼しく感じますが、
それにしても、登山道は、こんな大岩がたくさんあります。
木の根が包み込むようものも。
大分の男池でも見かけました。
二丈渓谷も、この時期はきれいでした^^。
水がとってもきれいで、顔を洗うとスッ!と汗が引き、
気分がスッキリと気持ちが良かったです(^^_)ルン♪。
木漏れ日が差し込み、
水がキラキラと輝いててその光景が美しかったです。
傍には、ブロックの建物があり、2つの石が祀られてました。
説明のようなものがなかったので、それが何なのか?が分からなかった。
ここでで約16分です。 まだ、先は長いですね。
所々、木の根がむき出しになっているので、
渓谷を見ながら、前へ進んでいると、躓いてしまいます。
こんな感じで、きれいな渓谷が続きます。
・・・なので、写真を撮ったりしていると、
下ったり、
上がったり、
こんな大岩があったりと、巨石パークを思わせるような場所もあって、
結構、楽しいですヽ(^o^)丿。
岩を気にしているのは、この渓谷のどこかには、
”家の石”呼ばれる岩があるので、これかな?違うなぁー。
途中には、杉林の中を進みます。
また、きれいな場所を見つけては、写真を撮ったりと、
次回、秋の紅葉もきれいだと思うので、
その時に、撮影場所も探して見ました。
ちょっと、ジャングルを思わせる植物があったりします。
ここの風景もよかったです^^。
思っていた以上に、きれいに整備されてました。
途中に、木のベンチがあったので、
ここで、休憩しました。
あっという間に、汗も引いて、空気がヒンヤリとします。
秋の紅葉の時期は、薄着だと寒いでしょうね。
一枚岩?の清流の雰囲気のいい場所でした。
規模は小さいですが、菊池渓谷にも、
これに似たような場所がありますね。
ここも、秋の紅葉の時期はきれいでしょうね(^^_)ルン♪。
最近、運動不足だったので、坂道の階段が続くと、
息切れして、結構、応えます(^。^;)フウ。
まだ、階段が続き、汗がドッと吹き出てきます。
リョックとの背中は、汗でビッショリです。
夏の登山は、初めてなので、こんなに汗を掻くのかと
思ってしまうほど、汗でビッショリです。
三つ目の木製の橋です。
しばらくは、杉林の遊歩道が続きます。
所々、雰囲気のいい場所が^^。
しばらく、渓谷から少し離れた遊歩道が続きます。
それらしい、岩を見つけました。
傍によって見ると、
板に”家の石”と書かれてましたヽ(^o^)丿。
ここまで、約36分です。
家の石
この山道は昭和30年代頃迄は、真名子地域の子ども達が、佐波分校に通う道でした 雨が降ってくると、此の石の下で雨やどりをした処です。いつしか子供達の間で「家の石」と名づけられました。
たまに、草が生い茂る登山道もあったので、
長ズボンは正解でした^^。
大きな岩を乗り越えて、次の目的の”明神の滝”です。
ここまで、大小の滝があるのですが、
石の階段がありました。
人工的な階段だったので、昔の方が造ったものでしょうか?
この時間帯は、木漏れ日が素敵でした。
この斜面を登っていると、沢に流れる水の音が、
緑の紅葉と渓谷のコントラストが美しいです。
やっぱりそうでした^^。
ここが、二丈渓谷の”明神の滝”がある場所でした。
ここまで、約39分です。
家の石から3分ほどの場所です。
木のベンチもあるので、ここで休憩もかねて、
滝の周辺には、紅葉もあるので、
紅葉の時期に、もう一度、訪れてみます。
”明神の滝”の滝です。
見事な三段の滝で素晴らしいです。
が、流れが右の方だけです。
滝の上部です。
もっとアップで。
これが、精一杯での全貌です。
三脚が欲しいですね(・・,)グスン。
斜面を登り、
ちょっとした広さの場所に、何か祀ってありました。
不動明王が祀られていました。
不動明王と明神の滝の説明が書いてあります。
下流の佐波区の守り神として、祀られているようです。
明神の滝の真上でした。
落ちないようにもっと側から、水飛沫が荒々しいです。
その上流部にも滝がありました。
遊歩道に戻り、加茂神社を目指します。
杉林の遊歩道に変わり、日差しが差し込む光景は、
ちょっと、雰囲気がよかったので一枚パシャ!。
堤防も見え、貯水池も見えてきました。
加茂神社です。トイレもありましたが、余りきれいでなかった。
駐車場から、約58分で着きました。
結構時間がかかったと思ってましたが、それなりの時間で着きました。
境内に、加茂ゆらりんこ橋・二丈渓谷遊歩道の道標があります。
手を洗う場所もありました。
水が冷たく、ここで手と顔を洗いました。
汗をたっぷりかいていたので、気持ちがスッキリしました。
加茂神社前の貯水池より女岳を望む。
加茂神社からは、林道を歩きます。
直進、”真名子木の香ランド キャンプ場” 二丈岳登山口
二丈岳登山口へ。
しばらく進むと左側に、石碑が、
字がなんて書いてあるかは、読めませんでしたが、
階段の側に立札が!”弘法大師”の文字が書いてありました。
弘法大師に関するものがこの上にあるのでしょうか?
帰りに寄って見ます。
ここから直ぐの場所に、
左に登山道がありました。ここが、二丈岳の登山口なのか?
よく見ると、雑草に隠れて”二丈岳登山口”の道標があります。
見逃してしまうところでした。
ここまで、約1時間14分です。
アップダウンがあって、時折、息切れしてしまい(^。^;)フウ
また、大きな岩がたくさんあります。
側に、こんな石が!
何かで切られたかのように真っ二つに!
それが、驚くほど見事に切口がきれいなんです。
今日、初めて見つけた、小さな白いお花でした。
パッ!と広がる広場へ着きました。
キャンプ場も近く、ここまで車で来ることも出来るそうです。
直進、キャンプ場
逆から見ると、二丈岳 二丈岳城跡→と書いてあります。
どうも、二丈岳の道標、キャンプ場から、
見えるようになっているようです。見逃してしまう方もいるようです。
途中には、二丈岳登山道の道標があります。
が、後何mと書いてないので、
どの辺りまで登ってきたのか?後どれくらいなのかが、
知りたいですね。
ここから、更に、急勾配の登山道になり、
山頂まで、ずっと続きます。
また、小さなかわいい白いお花(胴体の細い蜘蛛も)を見つけ、
急激にペースダウンになり、足が前へ出なくなり、
結構、疲れました(^。^;)フウ。
日頃、全く運動をしていない!
急勾配なので、ロープも張ってありました。
上を見上げると、もう少しかな?と、
気力を振り絞って、一歩一歩前へ進みました。
二丈岳山頂付近に着いたようです(^。^;)フウ。
山頂手前が一番の難所でした。
二條城跡に着きます。目の前には視界が広がってました。
三等三角点?があったので、タッチ!^^。
山頂で、白いお花が咲いてました。
山頂から見た二條城跡。
(三角点711.4+8.9m)
二丈岳山頂720.3mです。
約1時間57分かかってしまいました。
山頂からの眺めは、絶景でそれは素晴らしい眺めでした。
ぐるっと360度の大パノラマです。
糸島半島方面です。
加布里湾や芥屋も見えます。
唐津方面です。
雲が同じ高さにあるのも不思議な感じです。
霞んでますが、
唐津湾に浮かぶ”鳥島”や”高島”も見えます。
唐津湾に浮かぶ”鳥島”や”高島”も見えます。
目の前には”姫島”に”大入漁港”が見えます。
姫島をアップで・・・。
姫島の向こう側には、小さな島の灯台があります。
ここからの角度では見えないようですね。
反対方向には、羽金山、雷山が見えます。
空を命いっぱいに入れて、白い雲も流れてきて、
上手く撮れませんでしたが、実際は、
唐津の帰り道202号線を通って、
上深江交差点付近です。ナフコの屋根が見えます。
県道49号線を通って、日向峠へ。
今回は、腕が悪いのか?
霞んでいたので、きれいに撮ることができませんでした。
実際は、もっと素晴らしい眺めでした。
写真は、もっとたくさん撮ってきました。
下りは、山頂から駐車場までは約57分で下山できました。
2011-09-14 09:20
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